①はじめに

中古マンションを買ってローンを組んで、そして確定申告。
かなり苦戦をしたので、その備忘録を残したいと思います。
あくまでもササノハ家の場合です。間違っていたら教えてください!

ササノハ家では、
中古マンションとリフォームのローンを一本化し、連帯債務で組みました。
なのでローン残高のうち、どのくらいがマンション分でリフォーム分か
だけでなく、誰の分かも計算しないといけなくなりました。

あくまでもササノハ家の場合になります。また、金額は仮のものになります。

②ササノハ家の場合

ササノハ家では、
4200万円の中古マンション仲介で購入しました。なので消費税はかかってません。
1000万円かけてリノベーションをしました。消費税は10%です。
(増改築等工事証明書に記載されている金額です)

消費税とわざわざ書いていますが、ササノハ家の場合は控除額に関係ありません。。(後述)

中古マンションを買う際に、手付金200万円を貯金から払いました。

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なので、5000万円を銀行からが借りました。

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ーンは連帯債務で借りました。
不動産登記上の持分は4:6です。

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ここから確定申告書を書く準備が必要になってきます。


③連帯債務計算明細書

年末近くにローンを組んだ銀行から【住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書】がササノハ家2人に送られてきます。
みどりとむぎたろうにそれぞれ届きますが、内容は全く一緒です。

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これでは、どのくらいが中古マンション分かリノベーション分かみどりの分かむぎたろうの分か分かりません。

なので作成するのが、【連帯債務がある場合の住宅借入金等の計算明細書】です。

書類に基づいて中古マンション分とリノベーション分をそれぞれ記入していきます。


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●中古マンション分

自己資金は住宅ローン分としてむぎたろうが全額払いました。
(リノベーション分もある場合は、リノベーション分の書類に記入します。)

念のため、
13各共有者の負担すべき連帯債務による借入金の合計額が
11当初借入金額と同額か確認、

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16各共有者の住宅借入金等の年末残高合計額が
12年末残高と同額か確認します。

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●リノベーション分

中古マンション分と同様の方法で記入します。

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最後に、、、、、
中古マンション分とリノベーション分の
11当初借入金額の合計額と
12年末残高の合計額が
それぞれ残高証明書と同額か確認します。
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④住宅借入金計算明細書

次に【(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書】を作成します。

③で作成した連帯債務計算明細書を元に記入します。

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ここで、リノベーション分は消費税がかかっているから、
「5家屋の取得対価の額又は増改築等の費用の額課される消費税額等に関する事項」に記載が必要では?と思いました。
結論を言いますと、「記載の必要なし」とのことでした。

この項目は、特別特例取得に該当するか確認するもので、
消費税がかかっているかつ、「令和2年12月1日から令和3年11月30日までの期間」の取得
とのことでした。

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ということで、みどり分の年末ローン残高は、
二面の「中古住宅又は増改築に該当するとき」に全て該当します。

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該当項目の算式で計算します。

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でました!



⑤やっと確定申告

あとは、申告書に記入するだけです。

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左記区分は、東日本大震災関連と会社でローン控除を申告済の場合なので空欄。

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やっと終わりました。

むぎたろうの分も同様の手順をふんで作成します。